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イチモンジセセリ [蝶]

イチモンジセセリはセセリチョウの仲間である。

PICT0005.JPG

胴体が体の割りに太く、蛾と間違える人が多い。
しかし、このような間違えに関わらず、蝶である。
判別は触角である。触角は嗅覚の役目をする。
蛾の夜行性は嗅覚の発達のため(視覚情報が少ないため)
枝分かれした触角をもつが蝶は視覚情報があるため異なる。

北海道を除き日本全国どこでも居る蝶である。
イネ科の植物の害虫とも言われる。
イネ科の植物に共通した臭いがあるのだろうか。
良く知られているレモングラスにはシトラールが含まれている。(下図は構造式)
臭いでイネ科の植物に集まるとすると、写真のようにミカンの葉にも止まるのはなぜか。
他に沢山植物があるので、単に、止まるところがあったからとも思えない。
なお、バッタほど稲に対する被害は考えられない。
カヤツリグサの仲間のハマスゲは薬草にもなるが根は張ると除草は大変である。
しかし、セセリチョウの仲間は、ハマスゲを食草とする。このことだけでは益虫である。

目が大きく、三角形の底辺を上にした姿は
・羽根を広げない状態で目にする
・飛び方は速い
・昼間に見かけることが多い
特色を持つ。

citral.png


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